毎日ゴミ拾いはじめてかれこれ10か月近くになりました。ゴミを拾ってると、ただゴミ拾いをしてるだけでなく、生活情報や人の動きも見えてくることに気づきました。ちょっと量も増えてきたような気がします。

というのも、基本たばこの吸い殻が多いのですが、常に同じ場所に同じ銘柄のたばこが捨ててある。ということは毎日同じ人がそこでたばこを吸っている。とか近くに牛丼のすきやがあるのですが、お店の前につまようじとかたばこの吸い殻がかなり多い。とか自動販売機の周りは比較的ゴミが多い。とかバス停とか、ベンチの周りもゴミが多いとかです。やっぱり観光の人が増えてきたのが原因かもしれません。

ゴミのマナーももちろんあると思うのですが、捨てることはよくないといったところで、別にゴミを捨てる人が減るわけではないような気がします。捨てる神あれば拾う神もありというように、拾うことがライフワークになっている人もいるのでバランスではないでしょうか。

昔に比べるとそういった街の美観を保つ活動（掃除やみずやりなど）が行政に任せっきりになったことで、「汚いのはモラルのせい」とか「国や役所が何もしていない。税金ドロボー」とかいうだけで、何もしない人が増えてしまったのではないでしょうか？ゴミを捨てる人を減らすより、拾う人を増やしたら必然的にゴミを拾う人が減るのではないかと思っております。

ちょっとおかしな人のような感じもしますが、ゴミ拾いをしていると「ゴミを捨ててくれてありがとう」という気分にもなるのです。京都など観光地ではゴミが増えてきて大変なようですが、高知も日に日に捨ててあるゴミが増えているのを感じます。

簡単ではないと思いますが、でも最近世界中でゴミ拾いをしている人が増えてきてるみたいですよ。興味ある方はやってみませんか？