全国の和牛生産量のわずか0.1％！幻の牛肉「土佐あかうし」

年間出荷量は約４７０頭※。全国の和牛生産量のわずか０．１％という“幻の肉”。それが「土佐あかうし」です。

そのおいしさは、赤身とサシ（脂）のバランスの良さにあります。じっくり時間をかけて肥育されることで、赤身には旨みや甘みを感じるアミノ酸が黒毛和種の２倍以上となり、低い温度でも溶けるサシは、多すぎない量で絶妙な霜降りを生んでいます。

そんな土佐あかうしに魅せられ、“最も美味しい食べ方”にこだわっている、レストラン「プティ・ヴェール」の大倉満さんに「土佐あかうし」の魅力について教えていただきました。

※平成３０年度　高知県畜産振興課調べ

おすすめの食べ方は塊肉のステーキ。「土佐あかうし」ならではの濃厚な旨み、キレのよい後味を堪能。

「プティ・ヴェール」は、高知を代表するグルメスポット・高知市のひろめ市場に店を構えるレストランです。

店のいち押しはウデかモモ、好みの部位を選ぶことができる土佐あかうし塊肉のステーキ。お客様の目の前でじゅうじゅうと音を鳴らしながら仕上げるのがこだわりで、「希少な土佐あかうしの肉を、かたまり肉のステーキでいただける店はそうありませんよ」と自慢げに教えてくれます。

表面からは香ばしさが引き立ち、中はレア状態で肉汁がじゅわ〜っと溢れるそのお肉は、噛めば噛むほどに旨みが濃厚になり、ゴクッと飲み込むとキレのよい後味に変化します。コクがあるのにしつこくない「土佐あかうし」の味わいは、２５０gほどの大ボリュームでも皆さんペロリと平らげてしまうそうです。