意外なお茶の産地

お茶どころとして有名なのは静岡県ですが、そんな静岡県と地形的にも気候的にもよく似ています高知県もお茶の栽培がさかんです。そんな高知のお茶について説明したいと思います。

土佐茶の歴史

土佐茶の歴史は古く、奈良時代から栽培されていたようです。江戸時代には美味しいお茶として各地に届けれられていたようです。あまり有名でないのには理由があります。実は、味が優れていたが故に、皮肉なことに有名産地のブレンド用として使用され各地のお茶の味の向上に使われていたため表舞台に出ることはありませんでした。ただ最近になり、そんな現状を変えるべく県をあげて土佐茶のブランドを広めようと頑張り始めました。今では土佐茶として、コンビニでもペットボトルにて販売されていますし、観光施設でもよくみかけるようになりました。

高知県内の主な生産地

仁淀川町、津野町、佐川町、四万十町、越智町などが有名で、山間の清流や空気の澄んだ寒暖差のあるエリアで丁寧に栽培されています。各地の道の駅では、普通のお茶だけでなく、どくだみ茶やはぶ茶などや、碁石茶など一風変わったお茶も販売しています。旅行の際は、道の駅で色々なお茶を買って楽しむのもありかと思います。

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