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独立した人のお話 飲食店開業


独立したい人へ

まずこのコラムは、独立して事業をやりたい人に向けた話になりますので、すこし不適切な表現も含まれますのであらかじめご容赦ください。またあくまでも個人的な主観になります。ひろゆきさん的にいうと「あなたの感想ですよね」ので・・・そこを踏まえて読んでください。

今の時代は、一昔前と違って、物を作って売るのではなく、情報を作って売ることが可能になりました。また会社に所属せずに事業を作ることも簡単になりましたし、SNSなどを使って売る手段もたくさん用意されています。それだけ簡単になるということは選択肢が多く、何をすればいいか考えているうちに年を取ってしまいそうですよね。ご多分に漏れず自分もさまよいつづけて40年という感じでした。

 

私の場合

結局そんな迷い続けて40年の自分が、飛び立てたのは、「なんでもいいから独立する。」と考えて、次に「独立せざるを得ない状況に追い込む」行動、「独立を後押ししてくれる人がいる」心の支えの3点だったと思います。なんと40年もさまよって結局答えは出さずに独立に至るのです。

 

友人の場合

ここで私の大学時代の友人で、卒業して3年で会社を辞めて自分で居酒屋を開業したGさんの話をします。彼は元々大学時代からお店をやりたい気持ちが強く、いつもそういう夢を語っていました。そんな彼でさえご多分にもれず、就職活動をするのですが、内定をもらい会社に入って普通にサラリーマンをしておりました。しかしながら彼の夢の気持ちは消えることなく、すぐに燃え盛り始めていつの間にやら会社を辞めて、都内の居酒屋に転職しておりました。確か転職して半年くらいで、居酒屋で一緒に働いていた2人と意気投合して、お店をはじめるとなったのです。まわりの誰もが反対していましたが、Gさんの意思は固く、六本木にお店を構えることにしたのです。

 

経験なくてできるの?

Gさんは居酒屋で半年程度の経験しかなかったのですが、連れてきた2人は経験豊富だったので何とかなったのですが、後で聞いたら、3人で仕事後にべろんべろんに飲んでいて、「もう俺はお店をやるぞ」とうっかり口走ったら、二人が「Gさんがやるなら、自分たちはついていきます!」ということになり、後にひけなくなったようです。

 

ついにオープン!

決まってからの行動の早いこと、ものの半年で開業までこぎつけました。メニュー決めたり、内装どうするなど色々大変だったと思いますが、開業してすぐに人気店になりました。料理もそんなにプロフェッショナルでもなくお酒の知識もほどほどだったのですがなんで、人気が出たのでしょうかね?六本木の裏通りにある店で、広告もしてないし、今みたいにSNSがあるわけでもなく、普通に考えたらうまくいく要素なんて一つもないですよね。

 

それには秘密があった!

Gさんが、開業まえからにすごく熱く語っていたこと、「自分の仲間たちが集えるお店を作りたい」と一貫しておりました。美味しいとか、雰囲気がいいとか、安いとかではなく、「集えるお店」にフォーカスしていたのです。結局Gさんは大学時代から「集える仲間」を集め続けていたのです。それは就職してからも同じで、とにかく集える仲間をどんどん増やしていました。今ならすごいインフルエンサーになってたと思います。なので何をやっても「集える仲間」がいるから1度は来てくれるのです。2回目来るかは、当然のことながら、美味しいとか、雰囲気とか大事になっていきますが、飲食店を開業にあたり一番大切な初期の集客に全く困らなかったのです。結局「仲間が集えるお店」を作ったことでどんどん仲間が増えていきます。本人は意識してないと思いますが、まじかに接していてホントすごいと思います。

 

でどうなのよ!

Gさんにその時勝算があったのか、どうかはわかりませんが、結局起業に至る過程で感じるのは、自分のエゴだけではないのかなと思います。やりたい気持ちも大事なのですが、プラスやらなくてはいけない状況、それを無理やり押す力が働いているかは、共通していて、やりだすのに早い遅いはありますし、うまくいくかどうか人それぞれのやり方があるのでまねる必要はないですけど。美味しいカレーを作れるから、お店をやってみんなに食べてもらいたい。みたいな動機だけだと、ほとんど失敗していると思います。うまく表現できないのですが、プラスアルファ―がないと長続きは難しいかと思います。

 

プラス感謝の気持ち

Gさんは一から事業を作ったようにみえますが、結局数か月でも働いた居酒屋があったから、今があるわけですよね、居酒屋を辞める時も、そのお店の店長と少しもめたそうですが、でもいつも感謝していました。自分がいる場所で、感謝しながら働いて新しい道に踏み出す、そんな人は誰でも応援したくなりますよね。雨の日に、「なんだ雨なんぞ降りやがってって」、不満を言っても晴れに変わるわけでもないので、雨を楽しんで生きていくぐらいでないと難しいのかなと思います。お店をやられてる方で、たまにそういう方がいらっしゃいますが、私はそういう人にはあまり近づかないようにしています。いやー応援したくないですよね。まず自分も応援されるように頑張ろう!と思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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